戸建てと言えば建売り住宅、なかでも、大手不動産の分譲住宅に魅力を感じていた私達夫婦。
デザイン(外観・外構)や、分譲地全体の街づくりがお洒落だし、きっと似た家族構成の、同じような子育て世帯が集まるに違いない。※想像。
みんな新築戸建てで、新規入居者。分譲地で足並み揃えてゼロスタートの人間関係がはじまる。土地を買って一戸建てるよりも、周囲に馴染みやすいのでは?と考えた。※あくまで想像。
検討していたのは、三井不動産のファインコートや、野村不動産のプラウドシーズンなど、大手不動産の分譲住宅。見た目、街づくりがオシャレ。カッコいい。
ちょうど自宅周辺で販売開始する物件があることを知り、さっそく内覧に申し込んだ。
(あえて某・不動産とさせていただく)
はじめての、内覧当日。
内覧当日ーー。
専用駐車場に車の案内をしてくれる警備のオジさん。そして受付のお姉さん(複数)に、子供を見てくれる専属のスタッフも完備。
キッズルームがあるのは、ありがたい。だが、まず感じたのは、
人件費かかってんな。。
ということだった。つまりその分の費用も価格に上乗せ。。
事務棟として使用されている分譲住宅のうちの一戸に通され、リビングに設置された接客ブースに案内される。同時に4組ほど接客できるようパーテーションで区切られたテーブルが並んでおり、私達以外にも2組の家族が案内されていた。
一通りアンケートを記入し、出された飲み物を口にしながら待っていると、程なくして担当の営業N氏が登場。
お待たせしました。めけ(苗字)様ですね。
眼光が鋭い若手の営業マン。アンケートを確認しながら、家探しの今の状況、これまでに見た物件や予算感など、いくつか質問される。
まず初めに、こちらを使ってご説明します。
そう言うと彼は、B4サイズくらいの何やら大きなファイルを開いた。
営業マンによるマイホームお講義
(以下、営業マンお講義の再現。※かなりうろ覚え)
まず、家探しを始めるにあたって大切なこと。それは、家に求める条件を決めること。
家に立地を求めれば、マンションや、駅近の3階建て一戸建て住宅になる。
広さを求めれば、立地を諦め、注文住宅などに。両立させるには、予算をあげる必要あり。
家には色々あるが、この3つ(予算・立地・広さ)のどこかの条件を固定して選ばないと、いつまでもブレブレで決まらない。
それから、家は間取りで選ぶべきではない。
立地と広さを兼ね揃えた当物件は、貴重である。
当社の手がける分譲住宅は非常に人気があり、この線路沿いで過去に販売になったのは○件だけ。(と言いながら地図を見せられる)
分譲住宅と言えば、うちか○○さんだが、○○さんは✕✕に△△を使っている。うちは違う、うちの方がいい物を使ってる。
要するに自社戸建て推し。
といった内容。※うろ覚えすぎて間違えてるかも。
広さ、と言っても「この周辺の建売りとしては」という意味で、敷地にすると36坪ほど。
ただこの辺りの分譲住宅と言うと、駅からはやや遠め〜バス圏のことが多く、駅徒歩圏内というのは確かに珍しく近いという印象だった。
大味な資料を用いたお講義が終わり、いざ尋常に内覧へ!
次回、心躍る!大手分譲住宅のお洒落内覧会に続く。
コメント