心躍るお洒落内覧会の最中も、気になるのは、そのお値段。。
大手不動産の分譲住宅で駅徒歩圏内の物件。それなりにするハズ。
各区画の間取り一覧、販売スケジュールなどの案内を経て、いよいよ価格表が提示された。
予想外?べらぼうな価格ではない
十数戸ほどのまとまった分譲住宅。
旗竿地はなく、どれも整形地に近いものの、北から南にいくに従いなだらかに上がっていく価格帯。
分譲地内の道路に接する、南道路で角地の住戸は、とりわけ敷地が広く、プレミアム住戸となっている。内覧したモデルハウスがこれにあたる。
もちろんそれなりに高いものの、予想したほどのトンデモ価格ではなかった。
とは言え、高いことに変わりはない。これでローンを組んだら家の支払いで人生が終わってしまう。。
この・・一番北(安い)区画ならイケるかも?
買うなら北区画のどちらかかな・・
一番現実的と思われるのは、北に位置する2区画。
この中で見れば控えめだが、周辺建て売りの相場とはやはり価格帯が違う。総じてお高め。。
次回、希望住戸を内覧させてくれるという話になり、内覧希望の紙を書きその日は帰宅した。
2回目の訪問。北区画の内覧
内覧のためにハウスクリーニングを入れるとのことで、1回の訪問につき見に入れるのは2区画まで。そこで私達は、一番手が届きそうな価格帯の北区画の2住戸に内覧希望を出した。
1週間後、再度訪問。
前回、実はちょっと高圧的な印象だった営業N氏。あの人、態度が上からでちょっと苦手だよね、なんて夫婦で話していたものの、2回目に会ってみると、意外と普通。
なんだろう・・慣れ?
2回目なので、お講義を聞くこともなく、すぐに内覧へ。
モデルハウスとは違い、家具の入っていない居室たち。庭の広さや、間取りの感じ、空間の広さ、設備、デザインなどを確認する。
とりわけ広いという訳ではないが、まずまず快適に暮らせそう。隣りあわせの住戸同士、窓の目線がぶつからないよう始めから設計されているのも、ありがたい。このあたりの配慮は分譲地ならでは。
一通り見て回り、今度は事務棟になっている住戸の2階へ案内された。
そう、内覧と同日に予約した、ファイナンシャルプランナーのお講義があるのだ。
35年ローンを1日あたりに計算すると?!
物腰やわらかな女性FPによるスライドお講義がはじまった。
住宅とは。マンションと一戸建て、どちらがよいのか。マンションは住み替えに有利だが、戸建ては床面積も広くファミリー向け。ここ数十年、金利は上がった試しがない。金利の低い今は買い時である。といった内容。(※うろ覚え)
年々上昇していくマンション管理費のグラフや、ここ数十年の下降する金利のグラフなどを交互に見せられる。
何の話の流れだったのか忘れてしまった。女性は突然、こんなことを口にした。
「1000万円の差額も、35年で割ってみれば、1日あたり780円です」
え・・?780円・・・?スタバで2杯とか、ジョナサンで1皿とか、そのくらい??
結局、まとめると「金利の低い今、満足のいく戸建てを買おう。ローンは怖くない☆」という話だったと思う。うろ覚え。とにかくその一言が衝撃的すぎて、あとの細かい内容は忘れてしまった。
長くなってきたので後半編に続く!
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