彗星の如く目に飛び込んできた駅徒歩圏内約60坪の旗竿地。その実態は、竿の部分も含めた60坪。宅地部分は50坪弱だった。。
とは言え、現在の候補地・約40坪の整形地よりも、6坪広く建てられる計算。
1階にもう一部屋欲しい。価格は上がるが、この旗竿にするべきか否か?
悩んだ結果、選ぶことをやめた、その理由とは。
旗竿地。竿の部分が共有道路だった
1週間経ち、我々はまたショールームに向かった。
ご連絡いただいた旗竿地、調べました。
まず不動産部門の担当氏から、土地の概要について説明を受ける。土地の測量図、水道・ガスが引き込まれているか、等。
現状、砂利になっている竿の部分は、売主さんの負担で綺麗に舗装し直した状態で渡してくれるのだそう。
ただ、ここの部分が共有道路になっていまして・・
土地に繋がる道路の部分。つまり竿。
2m幅のその部分は、お隣さんの竿と隣り合っており、2m幅の旗竿地が隣り合い、4m幅の道になっている。
私有地(私道?)ではあるものの、お互いに道路として使うことを約束されており、自由には使えない部分。お互いの境界に塀などを建てることはできず、あくまで道として使いましょう、ということらしい。
旗竿いいかも・・と実は思ってた
この話を聞く前、実は、旗竿地も意外とイイかも、と個人的には思っていた。
間口の広い整形地のほうが土地としての価値は上。ただ、実際に現地を見て私が感じた旗竿地のメリットは、こんな感じ。
奥まっていることの安心感
道路を通行する人の目から遮られるプライベート感。
玄関開けたら通行人と目が合う、なんて心配はない。
(ただ泥棒さんにとっても人目につかないのは好条件?)
竿の道路部分で子供が遊べる?
竿の部分は私有地なので、子供が自転車の練習をしたり、ちょっと遊ぶのに使えるかも?
もちろん、お隣さんから苦情が来ないよう気をつかう必要は、ある。
竿の部分を差し引いても坪単価が安い
今回の土地、宅地部分の50坪弱あたりで換算しても、候補の整形地より坪単価が安かった。
候補地よりも坪数が増えるぶん、予算は上がってしまったが、「同じくらいの広さでより安い土地が欲しい」人には、旗竿地という選択肢はアリなのかも。
我が家が旗竿地をやめた理由
土地の説明に次いで、営業さんからは間取りのお話。旗竿地で、1階に和室ありの間取りを見せてもらう。
間取りを見ていて思ったこと・・我が家にはオーバースペックかも。。
最終的に旗竿地をやめる理由となったのは、以下の2つ。
理由①・予算がかなりアップしてしまうこと
土地自体の価格は500万円プラスでも、建坪があがれば、本体価格もそれにあわせて上昇する。
なんだかんだトータルで考えると1000万円近く予算がアップしてしまう計算に。
6坪=12畳、和室1室+α広げるために、それだけ払う価値があるか・・?
今の広さでも、家族4人で暮らすには充分な広さなのでは。
理由②・共有道路に対する不安
ネットで共有道路について調べると、出てくるのは、トラブルの数々。
なかには、工事中に発生する排水が流れてこないよう、排水溝にブロックを置かれた、なんてものも。(自分の私道に水が流れてくるのが不満)
お隣にどんな人が住むかわからない。今住んでいるのが常識的な人でも、その後は?今後、相続していくにあたり、常にその問題は付きまとう。
この「共有」部分に感じる不安が拭えず、費用のこともあって、旗竿地は候補から外すことにした。
土地探し、スタート地点に戻る。
自分たちでも、あれこれ見たものの。結局のところ、最初に紹介してもらった40坪の整形地が立地・広さ・価格的に一番よいのでは、という結論に至る。
最初の土地でいいいよね?
俺はここでいいと思ってる。
ここなら、市内の引越しで手続きも楽。それに、幼稚園も転園せずに済む。
たまたま巡り合った最初の土地だけど、調べるほどに魅力的であることがわかり、ここにマイホームを建てることにした。
次回、土地を手に入れるまで。買い付けの様子などお送りする予定。
じゃ、また。
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